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<ベガルタ>野津田、あす古巣新潟戦でデビューか

紅白戦でパスを受けようと味方に走り寄る野津田=17日、仙台市の紫山サッカー場

 J1仙台に広島から期限付き移籍したMF野津田岳人(23)が熱のこもった動きを見せている。今月上旬まで期限付きで所属していた清水では思うように力を発揮できず、出番を求めて仙台へ。「ここで結果を残したい」。各世代別の日本代表を務めたエリートは、新天地で雪辱に燃える。
 14日のサテライトリーグ広島戦。シャドーストライカーでフル出場し、実戦デビューを果たした。0−2で敗れたが「攻撃時の立ち位置は分かっている。チャンスはつくれたし、自分自身の結果は出せた」と手応えをつかんだようだ。
 シャドーストライカーは2013年から3季過ごした広島で経験済み。「広島は前線でボールを待つことが多いが、仙台は空いたスペースに自分から動くことが求められる」と戦術の違いを語る。「仙台の方が自由に動けてやりやすい」。清水では不慣れなボランチを任されただけに、前線への復帰がうれしくて仕方ない様子だ。
 野津田の最大の武器は、利き足の左から放つ強烈なミドルシュート。渡辺監督は「(相手守備の)ボックス近辺から打ってくれる。周囲もそれを見て攻撃的になるし、仲間にもたらす効果は大きい」と語る。上位進出に向けて不可欠な得点力向上に期待がかかる。
 世代別の日本代表に、09年のU−15(15歳以下)から16年のU−23まで毎年選ばれた。将来を嘱望されながら、16年の期限付き移籍先の新潟ではリーグ戦18試合、清水では11試合出場と、近年は満足な結果を残せていない。広島時代に一緒に過ごした石原は「チームよりも自分のプレーを考えて、アピールしてほしい」と後輩の飛躍を願う。
 出場が見込まれる19日の新潟戦は、自身の巻き返しを図る最初の好機となる。「古巣戦ということで特別な思いがある。目の前の試合に集中し、(前節広島戦に続く)勝利に貢献したい」と気持ちを高ぶらせた。(狭間優作)


2017年08月18日金曜日


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