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<釜石港>ガントリークレーン到着 大阪府が復興支援で無償譲渡

釜石港に運ばれてきたガントリークレーン

 東日本大震災からの復興支援で大阪府が岩手県に無償譲渡したガントリークレーンが17日、設置先の釜石港に到着した。9月末に稼働を始める。県と釜石市は荷役能力の高いクレーン導入とコンテナ定期航路の拡充により、釜石港の国際物流拠点化を一層進める。
 クレーンは高さ約55メートル、重さ約550トン。1時間に30〜40個のコンテナを積み降ろしできる。能力は既存クレーンの約3倍。
 釜石港では現在、海外の大手海運2社が定期フィーダー(支線)を運航し、コンテナ取扱量は順調に増加している。本年度中に韓国、中国を結ぶ国際コンテナ航路も就航する。
 2018年度には、釜石市内で東北横断道路釜石秋田線と三陸沿岸道路が連結される予定だ。
 今年の釜石港のコンテナ取扱量(20フィート換算)は12日現在で約2100個。震災後のがれき置き場の残土輸送などを除いた一般貨物は初の3000個突破をうかがう。
 クレーン到着を見守った県沿岸広域振興局の杣(そま)亨土木部長は「改めて大阪府に感謝したい。釜石だけでなく三陸全体の復興推進の弾みになってほしい」と話した。


2017年08月18日金曜日


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