福島のニュース

復興・風評対策を議論 福島・広野で「高校生サミット」

風評克服のアイデアを発表する高校生たち=福島県広野町中央体育館

 全国の高校生が地域の将来像を話し合う「ハイスクール世界サミットin福島」が、福島県広野町などであった。東日本大震災と東京電力福島第1原発事故からの復興や、風評被害の克服をテーマに、ブランド力強化や交流人口拡大の具体策を探った。
 17道県26校の62人が参加し、8〜10日に開催。福島第2原発やいわき市の複合型農業テーマパーク「ワンダーファーム」などを視察後、グループに分かれて議論を交わした。
 最終日の発表では「モモ販売の収益の一部を復興に当て、消費者に復興への貢献を実感してもらう」「原発ツアーで正しい知識を身に付ける機会を提供する」などのアイデアが出た。
 山形工高2年の丹野大雅さん(17)は取材に「農産物の風評被害の厳しい現状は来てみて分かった。偏見の克服には、しっかりした情報が必要と感じた」と3日間の体験を振り返った。
 NPO法人ハッピーロードネット(広野町)などによる実行委員会の主催。相馬双葉地域で2006年に始まった前身のまちづくりフォーラムを含め14回目で、今回が最後となった。


2017年08月18日金曜日


先頭に戻る