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「災害公営住宅工事で自宅被害」男性が仙台市など提訴

 東日本大震災後に仙台市が発注した災害公営住宅の土地造成工事による振動が原因で、自宅の壁がひび割れるなどの被害を受けたとして、宮城野区の会社員石井邦彦さん(51)が18日、市と施工業者に約3790万円の損害賠償を求める訴えを仙台地裁に起こした。
 訴えによると、自宅は築16年の木造2階で、2015年4月に着工した同区福室の岡田災害公営住宅に隣接する。トラックや重機の往来による振動で自宅に被害が生じたとして、石井さんは同年5月、市に被害調査と修繕費の補償を求めた。市は壁の亀裂など6カ所の被害を認め、補償金約110万円を提示したという。
 石井さん側は「調査が不十分だ。他にも基礎のずれや断熱材の破損などの被害が生じた」として、補償の上積みを求めた。
 奥山恵美子市長は「訴状が届いていないので現時点でのコメントは差し控える」との談話を出した。


2017年08月19日土曜日


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