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「現場第一で結果出す」土井亨復興副大臣に聞く

「ゼロからのスタートと思い、謙虚な気持ちで復興に取り組む」と話す土井氏

 第3次安倍第3次改造内閣で復興副大臣に起用された土井亨氏(衆院宮城1区)が、河北新報社のインタビューに応じた。「被災地に足しげく通い、現場第一でしっかり結果を出したい」と述べ、吉野正芳復興相(衆院福島5区)と共に東日本大震災からの復興を加速させる決意を示した。(聞き手は東京支社・瀬川元章)

 −第3次安倍改造内閣(2015年)の国土交通に続き2度目の副大臣だ。
 「被災地の生の声を受け止め、国がやるべき復興の仕事に生かすのが私の役目。清和政策研究会(細田派)の先輩でもある吉野大臣をしっかり支える」
 「国交副大臣は復興道路や防潮堤といったハード面を進めることが役割だった。復興庁は復興の司令塔。各省庁の知恵を頂きつつ縦割りを打破する。(復興・創生期間の)残り3年7カ月を見据え、積み残した課題と新たな問題の解決へ道筋を見いだしたい」

 −18年度予算案の概算要求の提出が8月末に迫る。
 「何よりも大切なのは被災地が必要な予算を確保することだ。帰還困難区域を除いて避難指示が解除された福島については、再生のスタートになる予算でなければならない」

 −吉野氏は「ハードからソフトへ復興のハンドルを切りたい」と明言した。
 「心身のケアや医療、介護、教育など被災自治体や住民が本当に必要とする施策をしっかり捉えたい。一緒に汗をかくことが寄り添うことにつながると思う」

 −農林水産業や観光業などで東京電力福島第1原発事故の影響は根強い。
 「韓国が禁輸措置を続けるホヤは、規制解除に向けて政府一丸で取り組む。観光面では東北6県一体の事業が展開されている。インバウンド(訪日外国人旅行者)の誘客を含めた観光振興に国も取り組み、風評被害を払拭(ふっしょく)したい」

 −3年後の東京五輪・パラリンピックで「復興五輪」をどう具現化するか。
 「東京都が開催都市として足元を固めることが先決。五輪に向け『東北は一つ』との雰囲気が醸成されつつある。復興五輪の色を打ち出すのはこれからだ」


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2017年08月20日日曜日


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