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<甲子園>仙台育英8強進出 逆転の勢いで次も 

強豪の大阪桐蔭をサヨナラで破り、スタンドの応援団から熱い声援を受ける仙台育英ナイン

 甲子園球場(兵庫県西宮市)の三塁側アルプススタンドに詰め掛けた生徒や保護者ら約300人は、劇的な逆転サヨナラ勝ちに沸いた。19日にあった第99回全国高校野球選手権大会3回戦。宮城代表の仙台育英は優勝候補の大阪桐蔭を2−1で下し、準優勝した2年前の大会以来となる準々決勝進出を決めた。
 2回戦に続く息詰まる投手戦。主戦長谷川拓帆投手(3年)をリードした渡部夏史捕手(3年)の母順子さん(46)=仙台市宮城野区=は「打撃より、守備を見ている時が特に心配」とグラウンドを見詰めた。
 渡部捕手は2回戦では熱中症になり、九回の守備で退いた。宮城大会でも同様の症状で交代しており、順子さんは「精神的に背負っているものがあるのだろう。みんなに迷惑だけは掛けないように」と願った。
 1点を追う九回、チームは2死満塁の好機を築き、馬目郁也選手(3年)の2点打で二走の渡部選手がサヨナラの本塁を踏んだ。2回戦では全員で歌えなかった校歌も、元気に歌えた。
 春の覇者を破っての8強入り。応援団長の堀田知希さん(3年)は「力負けしていなかった。この勢いでこのまま突き進んでほしい」と力強く語った。


2017年08月20日日曜日


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