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<楽天>則本、援護なく連敗阻止ならず

6回ソフトバンク2死一、二塁、松田(右)に適時打を浴び、悔しそうな表情を見せる東北楽天先発の則本(川村公俊撮影)

 エースゆえにチームの連敗阻止に懸ける思いは人一倍強かっただろう。東北楽天の先発則本が9回2失点と孤軍奮闘の熱投を見せたが実らなかった。「今日はとにかく勝ちたかったので残念」と険しい表情で球場を後にした。
 ソフトバンクとの首位攻防第2戦。前夜は岸をぶつけて敗れただけに、則本にとって、いつも以上に重圧の掛かるマウンドになった。
 相手先発はここまで10勝の千賀。ロースコアの展開になるのは必至で、どちらが先に点を挙げるかが勝負の分かれ目だった。
 両右腕は立ち上がりをほぼ完璧に抑えたものの、先に折れたのが則本。三回2死三塁から明石に高めに浮いた直球を右前に運ばれ先制点を献上。「2アウトから点を取られるようでは勝てない」と悔しがったように、六回に松田に浴びた適時打も2死からだった。
 雨でマウンドがぬかるむ中、味方の援護を信じて最後まで投げ切る姿にエースの意地が強くにじんだ。梨田監督は「則本はゲームをしっかりつくってくれたけれど、打線が迷惑を掛けてしまった」とかばうしかなかった。
 ソフトバンクに2連敗でゲーム差は今季最大の5.5に広がった。4年ぶりのリーグ優勝を狙う上で手痛い連敗となったが、このまま泥沼にはまり続けることだけは避けたい。(佐々木智也)


2017年08月20日日曜日


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