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<ベガルタ>後半2発 クリスラン流れ呼ぶ

新潟−仙台 後半37分、同点ゴールを決めて仙台・クリスラン(右)と喜ぶ石原(佐藤将史撮影)

 仙台サポーターの祈りが通じた。1−1の後半41分、ペナルティーエリア手前の三田に、石原からパスが渡る。「直接いこうと思ったが、余裕があったので一回持った」。左足で狙い済ましたシュートはゴール右隅へ一直線。「今日の勝ち点3は大きい」。ゲームの主役は笑った。
 前節広島戦で8試合ぶりに白星を挙げた勢いをそのままに、最下位新潟を撃破するかに思われた。だが、前半は防戦一方。シュート0本と抑え込まれた。
 不利な形勢を一気に変えたのが、後半34分に出場したクリスラン。「本当は先発がいいが、1分でも10分でも出たら最大限の力を出す」。5バックで逃げ切りを図る新潟を、猛烈な突破力で切り裂き37分、左クロスで石原の同点弾をアシストした。
 4月30日の清水戦以来となるアウェーでの勝利にも、渡辺監督は「勝ってOKということは多々ある」と顔をゆがめる。前半と後半で、別チームのような不安定さを見せたのは確かだ。
 一方で、西村が言うように「みんなで話し合いながら修正できた」のは収穫だろう。苦しみながら積み上げた勝ち点3。この流れを次戦の札幌につなげることができれば、仙台は上昇気流に乗ってくる。(狭間優作)


2017年08月20日日曜日


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