宮城のニュース

震災・いじめで陳謝 奥山仙台市長が退任会見

退任会見で質問に答える奥山市長=21日午前10時30分ごろ、市役所

 2期目の今期限りで引退する奥山恵美子仙台市長は任期満了日の21日、市役所で退任の記者会見に臨み、「最後の日を迎え、大変感慨深い。多くの人に支えられた。心から感謝申し上げたい」と語った。
 任期中に起きた東日本大震災と市立中生の相次ぐいじめ自殺に触れ、「市民の命を守るのが責務の市長として、大変申し訳なかった」と陳謝。「とても万全な市政とは言えなかった」と8年の市政運営を振り返った。
 いじめ自殺については、「子どもたちの窮状に救いの手を差し伸べられなかったのは大変残念だ。保護者や関係者におわび申し上げたい」と陳謝した。
 任期中の成果として協働まちづくり推進、障害者差別解消、中小企業活性化の3条例の制定を挙げた。「今後、街の発展の大きな軸になれば大変うれしい」と期待感を示した。
 郡和子新市長は22日に初登庁する。奥山市長は「郡氏は市長選で『前例主義でなく創例主義』など期待が湧くメッセージを送り、前向きな方という印象だ。意欲やアイデアの実現に向け一歩一歩、前に歩んでほしい」とエールを送った。


2017年08月21日月曜日


先頭に戻る