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<アングル宮城>50万本市民の手で 名取市沿岸クロマツ林再生 

【着実】左手の太平洋沿いに育つクロマツ。潮風から右手のビニールハウスなどの農地を守る林に成長することが期待されている

 東日本大震災の津波で失われた海岸林を取り戻そうと、名取市の沿岸部で再生プロジェクトが進められている。他の被災市町では林野庁などが復旧させているが、名取市(約5キロ)の大部分は公益財団法人オイスカ(東京)が音頭を取り、寄付金を原資に市民と取り組んでいる。
 宮城県産クロマツを種から育て、2020年までに苗木約50万本を約100ヘクタールに植える同プロジェクト。これまで約50ヘクタールに約25万本を植栽したが、植え終わっても下草刈りなどに13年かかるとみられている。潮風から農地などを守ろうと、息の長い活動が地道に続けられている。(岩沼支局・桜田賢一)


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2017年08月21日月曜日


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