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<楽天>悪夢の6連戦 タカ遠のく6.5差

1回東北楽天2死満塁、空振り三振に倒れた松井稼。捕手高谷(川村公俊撮影)

 西武、ソフトバンクとの上位対決に最悪の6連敗を喫し、ずるずると首位の座から遠ざかった。このまま4季ぶりのリーグ優勝を逃す事態になったとしたら、「悪夢の6連戦」と呼ばれるのだろうか。6日前に首位だったのが遠い過去と思えるほど、杜の都のイヌワシは元気がなさ過ぎる。
 この試合、一回に先発辛島がいきなり2失点したのは痛かった。だが梨田監督が「一回の攻防が全て」と言うまでもなく、一番の敗因は失点直後の攻撃だ。敵失で1点を返した後、無死一、三塁の絶好機で4番アマダーが同点となる犠飛さえも打てずに三球三振に倒れた。銀次の四球を挟み、1死満塁となるが聖沢、松井稼が連続で凡退。辛島が二回以降立ち直っただけに、梨田監督は「追い付くか勝ち越せば、違った状況になった」と残念がった。
 6連敗の最大の要因は全戦で一度もリードを奪えなかった得点力不足。今戦で「タイムリー欠乏症」はついに5試合45イニングに及ぶ重症となった。チーム最年長の松井稼は「一回にもう少し打線が粘れれば良かったが…」と悔やみつつも、「勝てずに焦る気持ちがある。それでもみんなで苦しい時を乗り越えたい」と前を向く。
 首位奪回か、2位死守か。まずは連敗を止めないことには、向かう先も見えてこない。(金野正之)


2017年08月21日月曜日


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