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<宮城県知事選>投票まで2ヵ月 村井氏準備本格化「対抗馬出る」気引き締め

 任期満了に伴う知事選(10月5日告示、22日投開票)は、投票まで2カ月となった。4選を狙う村井嘉浩知事(57)は21日の定例記者会見で「必ず対抗馬は出る。選挙戦の前提で準備を進める」と気を引き締めた。野党と対立候補の擁立を目指す市民団体は、26日に仙台市内で発足集会を開催する方針を明らかにした。
 1週間の夏期休暇を終え、会見に臨んだ村井知事。休暇中に公約の検討や、選挙向けの原稿を執筆したことを明かし、「多選批判があり、厳しい戦いになる」と改めて強調した。
 立候補を表明したのは村井氏のみだが、選挙戦について「3期12年の県政運営の是非と、東日本大震災からの復興の進め方が争点になる」との見方も示した。
 野党サイドは候補擁立の動きを加速させている。県議会の民進党系会派「みやぎ県民の声」(10人)は21日、対応を協議。「知事を積極的に支持する理由がない」と主戦論がある一方、態度を決めかねる議員もおり、結論は出なかった。
 前身の民主党は2013年の前回知事選で独自候補の擁立を見送り、自主投票とした。民進として臨んだ昨夏の参院選、7月の仙台市長選では共産党などとの野党共闘で連勝を収めた。
 藤原範典会長は民進代表選(9月1日投開票)で野党共闘の在り方が争点になっているとして、「結果を見ながら会派内の議論を深める」と話した。
 26日に「県民の県民による県民のための新しい知事を選ぶ会」(仮称)を発足させる市民団体のメンバーは21日、県議会棟を訪れ、県民の声と共産党県議団(8人)の議員に野党共闘の実現を要請した。
 選ぶ会の共同代表を務める中嶋信徳島大名誉教授(大崎市)は「市民が前面に立って新しい政治をつくることが重要だ」と訴えた。


2017年08月22日火曜日


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