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冬の奥入瀬観光強化 十和田市がバスツアー

 十和田八幡平国立公園の冬季観光の強化に向けて、十和田市は12月上旬〜来年3月中旬、市内の奥入瀬渓流を回る「ネイチャーガイドツアー」と「氷瀑(ひょうばく)ナイトツアー」を実施する。民間のガイドツアーなどが行われているが、市の取り組みは初めて。

 ネイチャーガイドツアーは期間中の土曜と日曜、市の観光施設「奥入瀬渓流館」から十和田湖岸の子(ね)の口までバスを運行。民間ガイドが同乗し、冬の奥入瀬渓流の自然などを解説する。
 ナイトツアーは、奥入瀬渓流館−子の口間を走るバスを毎日2回運行させる。別の車に搭載した発光ダイオード(LED)照明器具で凍った滝や氷の柱を照らし、バスに乗った観光客が幻想的な光景を楽しむ。
 奥入瀬渓流沿いの冬季夜間ライトアップは、合併前の旧十和田湖町で1度行われたことがあるが、渋滞や発電機の熱による環境への影響が大きく、中止されていた。今回はLEDを使い移動式の照明にしたことで、実現にこぎつけた。
 ガイドやバス運行は民間に委託。料金や運行日程などは今後、委託先と協議する。市は「企業版ふるさと納税」の認定を申請する予定で、事業費3500万円を含む本年度一般会計補正予算案を28日開会の市議会8月定例会に提出する。
 21日に記者会見した小山田久市長は「海外からの観光客を含め、広く氷瀑などをPRしたい」と話した。


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2017年08月22日火曜日


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