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斎藤農相が被災地初視察 復興状況確認

井土生産組合の代表から説明を受ける斎藤農相(左)=仙台市若林区

 斎藤健農相は21日、就任後初めて東日本大震災の被災地を訪れた。東京電力福島第1原発事故からの復興を目指す福島市の牧場や福島県飯舘村のビニールハウス、津波で被災した仙台市の農業法人を視察した。
 飯舘村では花の栽培状況や水田を放牧地に転用する実証実験の様子を確認。仙台市若林区の井土生産組合にも足を運び、国直轄で進む農地の大区画化事業の説明を受けた。
 視察後、斎藤氏は「大変な苦労を乗り越え挑戦する生産者を応援したい。農林水産業は本格復興の核になる」と支援を約束。原発事故の風評対策では「福島県産品はきちんと対策が取られていることを、消費者と流通関係者に徹底して理解してもらう」と話した。
 斎藤氏は福島、宮城両県庁も訪れ、内堀雅雄、村井嘉浩両知事と会談。食品の安全性などを担保する「GAP(ギャップ)」の認証取得に福島県が力を入れていることに触れ「日本をリードする形で推進してほしい」と期待した。村井知事は中国、韓国などで続く農林水産物の輸入規制撤廃を要望した。
 斎藤氏は22日、石巻市魚市場や宮城県山元町のイチゴ生産現場を視察する。


2017年08月22日火曜日


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