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<郡仙台市長>庁内に安堵と戸惑い「市政変わらない」「議会運営どうか」

 郡市政初日の22日、仙台市役所内は新たなトップの言動を固唾(かたず)をのんで見守った。職員の間には「市政が大きく変わる訳ではなさそうだ」と安堵(あんど)の声がある一方、「少数与党となる議会運営はどうなるのか」「行政手腕は未知数」といった戸惑いも見られた。
 郡市長は幹部職員約350人への初の訓示で(1)前例にとらわれず、新しい発想で事に当たる(2)現場に足を運ぶ(3)市民協働を重視する−の3点を共通認識とするよう指示。「仙台をより良い街にするため、共に頑張ろう」と呼び掛けた。
 ある局長は「奥山市政から百八十度変わる訳ではない」と受け止め、課長の一人も「市民協働や現場主義にはこれまでも取り組んできた」と同調。別の課長は「政策の優先順位がよく分からない」と話した。
 7月の市長選で、これまで市政野党の立場だった共産党が郡市長を支援した。最初のヤマ場となる9月11日開会予定の市議会9月定例会をはじめ、今後の議会との関係を不安視する声も目立った。
 ある幹部は「与党となる共産党と野党となる自民、公明両党との距離感をどう取っていくのか。9月定例会はこれまで以上にデリケートさが必要になるだろう」と気をもむ。
 各局は郡市長への事業説明や意見のすり合わせを、9月定例会の開会直前まで続ける予定だが、別の幹部は「あいさつ回りなどで、市長の時間がなかなか取れない」とこぼした。

【動画】郡仙台市長 就任初会見
http://www.kahoku.co.jp/movie/archive/2017/L5MmYSJ0RGw.html


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2017年08月23日水曜日


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