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<郡仙台市長>「黒船」から「旗艦」へ 市長選の「ノーサイド」強調

幹部職員に訓示する郡市長=22日午前、仙台市役所

 「黒船が乗り込んでくるとの思いで迎えた人もいるかもしれない」。22日就任した郡和子仙台市長は初の記者会見で、市役所出身の奥山恵美子前市長と異なる「外様市長」の自覚を示した。市長選の「ノーサイド」も強調し、市政の黒船から「旗艦」に変貌しようとする意思がにじんだ。
 市役所・市議会内では、市長選で郡氏を支援した共産党の市政与党化への懸念が根強い。会見で郡氏は「必ずしも共産党と踏み込んだ話をして選挙を戦ったわけではない」と強調。「自民党でも共産党でも丁寧に説明し、応援してもらえるところは応援してもらう」と、市長選で対立候補を支持した自民にも秋波を送った。
 市長選では、村井嘉浩知事も対立候補への支持を表明し、選挙戦中は応援に奔走。当選直後の村井氏との会談で、郡氏は対立候補への肩入れぶりに不快感を示した。
 22日の就任会見で郡氏は「県と連携すべきは連携する。あくまで自然体で(向き合う)」と態度を軟化。村井氏が4選を目指す10月の知事選についても「何も言う立場にない。関わるつもりはない」と明言し、市長選の「意趣返し」を否定した。
 出張先の東京都内で郡氏の発言について問われた村井氏も「(市との連携は)当然のことだ。奥山氏とは是々非々でお互い臨んできた。同じような関係が築けると思っている」と述べ、和解ムードを演出した。

【動画】郡仙台市長 就任初会見
http://www.kahoku.co.jp/movie/archive/2017/L5MmYSJ0RGw.html


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2017年08月23日水曜日


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