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津波防御の県道かさ上げ 海側の世帯守る築堤設置で大筋合意

 津波防御を目的に計画されている宮城県山元町の県道相馬亘理線のかさ上げとルート変更工事で、同町笠野地区周辺の住民19世帯が海側に取り残される形となる問題で、県と町が住民を守るために提案した築堤建設案について、行政側と住民側が大筋合意したことが22日分かった。同日の町議会全員協議会で斎藤俊夫町長が明らかにした。県と町は近く住民と最終合意するための会合を町内で開く。
 築堤は高さ5メートルで、南北1.5キロの地域に建設される。築堤の用地は、町沿岸部で進められている圃場整備事業用地などを活用する予定で、新たな用地買収の必要はない。財源は復興庁などと調整している。
 住民が残った地域の陸側を走る県道のかさ上げ高は、当初の5メートルから最も低い所で約3メートルにまで引き下げられる。このほか、笠野地区からの新たな避難道路も整備される見通し。


2017年08月23日水曜日


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