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<横手アパート火災>「入居者間 身の上聞かない雰囲気」

焼け落ちたアパート周辺で現場検証する秋田県警の捜査員=22日午前10時30分ごろ、横手市南町

 秋田県横手市南町で22日、入居者とみられる5人が死亡・安否不明となった木造2階のアパート「かねや南町ハイツ」が全焼した火災で、安否の分からない入居者の男性5人の知人らは無事を願う一方、連絡が取れない状況に不安を隠せない様子だった。
 「真面目で気さくにあいさつしてくれる人だった」。山本昭太郎さん(78)の顔見知りという近所の主婦(60)は人柄を語る。
 地域の集まりなどで知り合い、身の上話を聞く仲だった。主婦によると、山本さんは東京都内で働き、退職後に生まれ故郷の横手に戻った。近くに身寄りはなく、アパートで長く1人で暮らしていた。
 同じ会社が所有する別の物件に住んでいたが、2年前に火災に遭い、移った今のアパートで再び火事に見舞われた。知らせを聞いた主婦は22日午後、現場に足を運び、消防や警察関係者が出入りする様子を不安げに見詰めた。
 近所の無職男性(71)は昨年12月までの約1年間、南町ハイツに住んでいた。入居者間の交流は「食堂や風呂で会っても身の上話をしたくないから、相手に聞かない雰囲気があった」と振り返る。連絡の取れない千田亮司さん(58)とはあいさつを交わす仲で、「体格が良く、物静かな人だった」と話した。

【動画】横手アパート火災(近隣住民提供)
http://www.kahoku.co.jp/movie/archive/2017/R76wTSKoUcM.html


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2017年08月23日水曜日


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