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<楽天>美馬、コース甘く流れ引き戻せず 首位に今季最大の7.5ゲーム差

1回、ロッテに4点を先取され、帽子に付いた汗を振り払いながらベンチに戻る東北楽天先発の美馬

 東北楽天は連敗を6で止めた直後の一戦を制して連勝で仕切り直しをしたかったが、出だしの4失点はあまりにも重かった。
 先発は今季ロッテに3戦2勝、防御率1点台の美馬。千葉のマウンドでは、延長戦にもつれ込んだ5月の前回登板で勝ち星は付かなかったものの、9回無失点と好相性だった。それだけに、立ち上がりの乱調に梨田監督は「好きな球場だと思ったけれど。狙ったコースと逆の球が多かった」と苦い表情を浮かべた。
 与田投手コーチが「甘いコースの球をたたかれた」と言うように、一回は制球が不安定。1死満塁から角中に浴びた先制の右翼フェンス直撃の2点二塁打は1ボールから、続く中村の2点中前打は初球で、いずれもストライクを取りにいった変化球を痛打された。直球の威力は戻ってきており、与田投手コーチは「配球の問題」と指摘した。
 美馬にとっては自身初の2桁勝利を懸けた今季2度目のマウンドだった。チームを勢いに乗せられなかったことには肩を落としたが、昨季9勝止まりだった右腕は「壁を早く乗り越えたい」と10勝達成を誓う。
 手痛い敗戦で首位ソフトバンクに今季最大の7.5ゲーム差と引き離された。3位西武との差も広げられず、梨田監督はもどかしそうだった。(佐々木智也)


2017年08月24日木曜日


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