秋田のニュース

<秋田ふるさと農協>不正引き出し、常勤監事が自殺

 秋田ふるさと農協(秋田県横手市)は23日、59歳の男性常勤監事が2007年から今月まで、農協の内部資金を繰り返し不正に引き出し、横領していたと発表した。判明した被害額は26万8500円だが、引き出し総額は5808万1400円で、ほぼ同額を農協側に戻して発覚を免れていた。男性は不正を認めた後、横手市内の自宅で自殺した。
 男性は監査室などの端末で架空の税金支払い名目で会計伝票を作り、自身が管理する農事組合関係の口座に入金していた。不正な引き出しは147回に上り、1回15万円程度だった。月末や期末に引き出した額を戻していた。
 今月14日、別の部署の端末で会計伝票を作成。その際に会計システム入力の伝票がないことに別の職員が気付いて発覚。男性は農協の調査に不正を認めた。
 秋田市で記者会見した小田嶋契組合長は陳謝した上で、「監査手法などを見直す必要がある」と述べた。
 農協によると、男性は1992年から旧横手市農協に勤務。98年の合併後は経理などの管理部門に在籍し、14年6月に常勤監事に就任した。


関連ページ: 秋田 社会

2017年08月24日木曜日


先頭に戻る