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<横手アパート火災>「社会復帰目指し懸命にリハビリ」知人ら犠牲者悼む

火災前のアパートの外観。25人が暮らしていた(運営会社のホームページより)

 秋田県横手市南町のアパート「かねや南町ハイツ」が全焼した火災で23日、5人目の遺体が見つかった。身元が判明した3人と同様、残る2人も入居者とみられる。犠牲者の中には、社会復帰を目指してリハビリに励む人、年金でつつましく暮らす人もいた。知人や逃げて助かった入居者は犠牲者を悼み、悲しみに暮れた。
 横手市などによると、管理人の男性を除く入居者24人のうち、12人が生活保護を受給。17人は精神科の通院歴があり、生活訓練施設でリハビリにいそしむ男性もいた。
 5人のうち1人を知る訓練施設の男性職員(39)は23日、花束を手に火災現場を訪れた。「半年ぐらい前に退所し、社会復帰を目指してアパートに移った。きさくな人で、喫煙所でよく話をした」と言葉を詰まらせた。
 1階から避難した黒川昭吉さん(73)は、山本昭太郎さん(78)とよく一緒に食事をしたという。「優しく穏やかな人だった」と振り返り、肩を落とした。


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2017年08月24日木曜日


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