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郡仙台市長、村井知事と会談 「わだかまりない」蜜月関係の構築に意欲

笑顔で握手を交わす村井知事(右)と郡市長

 村井嘉浩知事と郡和子仙台市長が24日、市役所で会談し、今後の県市連携などを巡り意見を交わした。県が宮城野区のJR貨物ターミナル駅敷地に整備する広域防災拠点に関し、郡氏は「東日本大震災を経験し、一定の理解はしている」と協力姿勢を示した。
 両氏の会談は郡氏の市長就任後初めて。冒頭以外は非公開で約15分間行った。村井氏によると、同拠点に関連する道路整備や規制緩和で市の協力を要請したところ、「県民、市民のためになることであれば協力したい」との回答があったことを明らかにした。
 市立中で相次ぐいじめ自殺問題も重要課題として共有した。県教委の協力を求めた郡氏を、村井氏は報道陣に「素晴らしい考え方だ」と評価した。
 7月の市長選で村井氏は郡氏の対立候補を全面支援した。激戦の余韻が残る投開票翌日に行われた両氏の会談はわずか2分で終わったが、この日は終始、融和ムードに包まれた。
 10月の知事選について、郡氏は22日の就任会見で「関わるつもりはない」と明言。24日の会談でも「市長の仕事が忙しく、関わる余裕がない。安心してください」と伝えたという。
 村井氏は「私からすれば応援してくださることに等しい。とても懐の深い方だ」と感謝し、「次の市長選では現職(郡氏)を応援する」との発言も飛び出した。郡氏も報道陣に「ノーサイドでわだかまりはない。互いに手を取り合っていかなくてはならない」と蜜月関係の構築に意欲を示した。


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2017年08月25日金曜日


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