宮城のニュース

<リボーンアート>賢治作品オペラに 29、30日公演

 石巻市を中心に開催中のアートと音楽、食の総合祭「リボーンアート・フェスティバル(RAF)2017」で、宮沢賢治の作品をベースにしたオペラ「四次元の賢治」が29、30日、同市の中瀬公園特設テントで上演される。
 賢治や東北の文化について言及してきた思想家で人類学者の中沢新一さんが脚本を書いた。音楽はRAF実行委員長で音楽プロデューサーの小林武史さん(新庄市出身)が担当した。
 中沢さんは「賢治の多くの作品からフレーズや言葉を引用し、オリジナルの新しい物語を作り上げた」と説明する。「クラムボンはわらったよ」といった賢治作品の言葉を使い、原作とは違ったストーリーを展開するという。
 作品の舞台は、石巻近くの北上川下流。幼い川ガニの兄弟が登場する。鉱物採集で石巻を訪れた宮沢賢治は、北上川の岸辺で金色の雲母を見つけ、持ち帰るのだが…。
 中沢さんは「今回の作品は第1幕。第3幕までの物語を構想している」と話す。会場の中瀬公園は旧北上川河口にあり、「賢治作品の公演にはふさわしい」と語る。
 出演はいずれも歌手のオオヤユウスケ、Salyu、佐藤千亜妃、桐嶋ノドカの4氏。RAF実行委員会は「これまでにない異色のコラボレーションで、多くの人に見てほしい」と参加者を募っている。
 両日とも午後6時開演。全席自由4500円。連絡先はGIP022(222)9999。
     
 「四次元の賢治」公演に合わせ、中沢新一さんのトークイベント「四次元の学校」が28、29日の午後3時半から、石巻市のIRORI石巻である。無料。


関連ページ: 宮城 文化・暮らし

2017年08月25日金曜日


先頭に戻る