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「東北楽天、地域密着さらに」星野氏熱く語る

プロ野球と地域の関わりなどについて対談する星野氏(右)と一力氏

 河北新報創刊120周年を記念した特別対談「東北を熱くする!」(河北新報社、宮城河北会主催)が24日、仙台市青葉区のホテルメトロポリタン仙台で開かれた。プロ野球東北楽天の元監督で球団副会長の星野仙一氏と、河北新報社の一力雅彦社長がプロ野球の魅力や地域との関わりなどを語り合った。
 約400人が参加。星野氏は監督就任1年目に起きた東日本大震災を振り返り、「選手は野球どころではなかったが、『お前たちの仕事は何だ。こういうときこそ、東北の人たちに勇気を与えるために勝たないといけない』と叱咤(しった)激励した」と語った。
 2013年には初のリーグ優勝を果たし、日本一にも輝いた。「あのときは不思議な力があった。被災地や全国の方が、われわれを勝たせるように背中を押してくれた」と感謝した。
 星野氏は、本拠地のKoboパーク宮城(仙台市宮城野区)を「天然芝になり、お世辞抜きに日本で甲子園の次にいい球場になった」と評価。「東北の人が東北楽天を『おらがチーム』と思ってもらうようになれば。広島のように、きちんと地域に密着しないといけない」と力を込めた。
 一力氏は、ロッテが1970年代に仙台を準フランチャイズにしたことなど宮城県のプロ野球の歴史を紹介。「星野氏の話を聞き、改めて夢と希望を与えるプロ野球の力を感じた。地域の価値を上げ、住む人を豊かにする。フランチャイズがある街は素晴らしい」と応じた。


2017年08月25日金曜日


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