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救助技術を消防隊員競う 被災地で初の全国大会

「引揚救助」に参加する仙台市消防局のレスキュー隊員

 第46回全国消防救助技術大会(全国消防協会・仙台市主催)が23日、利府町の県総合運動公園であった。全国9地区の予選を勝ち抜いた精鋭1000人が参加し、個人の基本技能や隊員間の連携など日頃の訓練の成果を競った。
 レスキュー隊員の救助技術向上を目的に毎年開かれ、東日本大震災後に被災地で開かれるのは初。
 高さ7メートルに張られたロープを40メートル往復する「ロープブリッジ渡過」、3人一組(要救助者含む)でロープを付けた浮輪を使って25メートル先の溺れた人を救助する「溺者救助」など陸上と水上各8種目を実施した。
 5人一組で地上からけが人を高さ7メートルの塔上に救出する「引揚救助」には、開催地枠として仙台市消防局若林消防署が出場。柴田玲(れい)消防司令補(31)は「被災地も震災からやっとここまできた。全国大会出場は初めてなので、2年間同じメンバーで訓練してきた」と話した。
 会場では放水体験や消防車両展示などもあり、家族連れなどでにぎわった。


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2017年08月25日金曜日


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