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<18年度予算>次世代放射光施設に4億4900万円 文科省概算要求

 文部科学省が2018年度予算の概算要求で、次世代型放射光施設の早期整備を目指し、設計調査費など4億4900万円を新たに盛り込むことが25日、分かった。要求が通れば、放射光施設建設に向けた動きが具体化することになる。
 概算要求で文科省は、物質の機能を調べる「軟エックス線」向けの高輝度放射光施設全体の設計調査に4900万円を計上した。さらに加速器の技術開発費として4億円を要求し、小型化の検討などに取り組む。
 事業は国が補助金を出す形で量子科学技術研究開発機構(量研機構、千葉市)が実施する。機構は国の委託で施設の整備運用計画案の策定作業に入っている。
 施設を巡っては、文科省科学技術・学術審議会の小委員会が2月に「海外に比べ軟エックス線分野の利用環境が立ち遅れている」として早期整備を求める中間報告を発表。財源負担も含め、産業界や地域との連携を提言した。
 建設予定地は未定。産学連携組織の光科学イノベーションセンター(仙台市)と東北経済連合会、宮城県の3者が東北大青葉山新キャンパス(同市青葉区)を拠点とする地域構想を国に提案している。


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2017年08月26日土曜日


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