岩手のニュース

<閉伊川車転落>1人死亡、3人不明 増水した川に流されたか

閉伊川に転落して流されたライトバン。遺体で見つかった1人を含め男性4人が乗っていたとみられる=25日午後0時20分ごろ、宮古市区界

 25日午前6時10分ごろ、岩手県宮古市区界の国道106号から、並行して流れる閉伊川に男性4人が乗っていたとみられるライトバンが転落した。車両は転落地点から約500メートル下流で発見され、さらに約500メートル下流で1人の遺体が見つかった。残る3人と連絡が取れなくなっており、岩手県警と消防は川に流されたとみて捜索している。
 宮古署によると、亡くなったのは同市黒森町、建設業池田雄希さん(29)。目立った外傷はなく、川の中央付近で岸から伸びた枝に引っかかった状態で見つかった。27日に司法解剖して死因を調べる。
 連絡が取れなくなっているのは、ともに同市黒森町、作業員池田良治さん(19)と森翔太郎さん(29)、同市西ケ丘2丁目、作業員古里瑞岐さん(25)。
 3人は雄希さん経営の事業所の従業員で、良治さんは雄希さんの弟。森さんは雄希さんの自宅兼事業所に住み込みで勤務していた。
 ライトバンは25日午前5時に市内の事業所を出発。盛岡方面の作業現場へ向かう途中、道路左脇のガードレールに衝突して川に転落し、流されたとみられる。
 現場はJR山田線松草駅から北西約2キロ。片側1車線の見通しの良い直線道路で、事故当時は路面が雨でぬれていた。25日は県警や消防約50人が水没車両の周辺を捜索したが、前日からの大雨による増水で内部は確認できなかった。26日午前8時に捜索を再開する。
 盛岡地方気象台によると、事故現場付近は25日午後1時20分までの24時間雨量が128.5ミリに達し、閉伊川の水位は普段より2〜3メートル高くなっていた。


関連ページ: 岩手 社会

2017年08月26日土曜日


先頭に戻る