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東北復興、被災地の交流人口拡大考える 東京でシンポ

被災地の交流人口を増やす方策を話し合ったシンポ

 「東北復興のためにできること」と題したシンポジウムが25日、東京都内であり、東日本大震災からの復興に向けた交流人口の拡大をテーマに関係者が意見を交換した。
 宮古市の滝沢肇総務部長は、津波被害に遭った震災遺構「たろう観光ホテル」を紹介。「災害と観光を結び付けるのはタブー視されがちだが、記憶継承の責任がある。防災教育が人々の交流を生み、地域が活性化した」と意義を述べた。
 宮城県南三陸町の復興まちづくりを担うなど被災地と関わりの深い建築家の隈研吾氏は「東北は土地の多様性に合わせた多様な文化がある。東北らしい価値観を積極的に発信してほしい」と交流人口拡大のヒントを提案した。
 会場には宮古市や石巻市の水産加工品などの販売ブースが並んだほか、「被災地の今」と題し河北新報の記事も展示された。
 施設の空間づくりを手掛ける丹青社(東京)が主催し、約160人が参加。同社は復興支援に取り組み、被災地企業の課題を大手企業が解決する復興庁の仲介事業「結の場」にも参加している。


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2017年08月26日土曜日


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