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<社会人野球>JR東北連覇 2年連続12度目 きらやか銀下す 

【JR東日本東北4−3きらやか銀行】延長13回裏JR東日本東北1死一、二塁、森が左翼線にサヨナラ打を放ち、歓喜の表情を見せる

 第43回社会人野球日本選手権東北最終予選最終日は27日、石巻市民球場で決勝があり、JR東日本東北(宮城)が、きらやか銀行(山形)に延長十三回、4−3でサヨナラ勝ちし、2年連続12度目の優勝を果たした。JR東日本東北は10月30日に大阪市の京セラドーム大阪で開幕する本大会に出場する。
 JR東日本東北は十一回に勝ち越された直後に追い付き、十三回は森が左翼線に決勝打を放った。
 森は最高殊勲選手(MVP)に選ばれ、首位打者はJR東日本東北の藤井、敢闘賞はきらやか銀行の小島。
 日本選手権には5月の社会人野球東北・北海道大会で優勝した日本製紙石巻(宮城)も出場する。

◎延長13回に決着

 ▽決勝

きらやか銀行(山形)0010000010100=3
JR東日本東北(宮城)0020000000101x=4
(延長十三回)
(勝)西村
(敗)宮武
(本)藤井(小島)阿部(小島)

【評】JR東日本東北が延長戦を制した。2−3の十一回に安田が同点打。十三回に1死一、二塁から森が左翼線にサヨナラ打を放った。5人で継投した粘りが実った。きらやか銀行は15残塁と打線がつながりを欠いた。

◎無心の一振り森サヨナラ打
 全国切符を懸けた5時間近い熱戦にJR東日本東北の森が終止符を打った。3−3の十三回1死一、二塁、真ん中高めのスライダーを左翼線に運んでサヨナラ勝ちを決めると、ベンチに向かって両手でガッツポーズ。「やっとチームに貢献できた」と喜びに浸った。
 フルカウントで藤井監督のサインはヒットエンドラン。「当たれば何とかなる」と開き直り、無心の一振りで快音を響かせた。
 今季は右肘のけがに苦しんだ。結果が伴わない中でも、藤井監督が「チームで一番多くバットを振る」と評価するほど練習に打ち込んだ。昨年12月に結婚した責任感も支えに逆境に挑み、歓喜の瞬間を迎えた。
 昨年の本大会は2回戦でJR西日本(広島)に無安打無得点試合を喫した。森は「ドームの悔しさはドームで晴らす」と雪辱を誓った。(山本武志)


2017年08月28日月曜日


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