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<学力テスト>宮城県、算数と数学低迷 中学4科目 仙台は政令市トップ

 全国学力テストの結果が28日、公表され、宮城県内では小学校算数がA、Bともに10年連続で全国平均に達しないなど、算数や数学を中心に低迷が続いた。仙台市は中学生4科目の平均正答率が、全国の20政令市でいずれもトップとなった。

 県全体では中学校国語Bを除き、小中学校の全科目で平均以下だった。県教委によると算数や数学は基本計算、国語は読み取りを苦手にする傾向があるという。奥山勉義務教育課長は「教員研修で授業改善を呼び掛け、成果が出ている学校の取り組みを他校に紹介する」と対策を説明した。
 県教委は2013年に学力アップへの「五つの提言」を策定したが、結果には結び付いていない。担当者は「教員向けに手引の冊子を配布するなどして浸透を図る」と話した。
 仙台市は小学生算数Aが平均を初めて下回ったが、算数Bは平均と同水準。国語A、Bは上回った。中学生は全科目で平均を3〜5ポイント上回り、いずれも全国最上位の成績だった。
 市教委学びの連携推進室の春日文隆室長は、小学生の結果を「算数の割り算や分数の理解に対策が必要だ」とし、中学生は「おおむね良かった。市独自の学力検査に基づき対策を進めた成果だ」と強調した。
 17年度の全国学力テストには、仙台市も含め県内の公立小379校1万8354人、公立中203校1万9029人が参加した。


2017年08月29日火曜日


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