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<楽天>西武3連戦 難敵菊池打ち崩せ

 東北楽天は29日から本拠地コボパ宮城で、1.5ゲーム差に迫られた3位西武との3連戦に臨む。3戦目、西武の先発と目されるのは今季、5戦全敗と苦手にしている菊池雄星(岩手・花巻東高出)。現在の順位のままいけばクライマックスシリーズ(CS)でも対戦が見込まれる。難敵をどう打ち崩すか、プレーオフまで見据えた重要な一戦になりそうだ。
 東北楽天打線の対菊池打率は1割1分6厘。17日の前回対戦は2安打完封を喫した。菊池の対東北楽天戦防御率は0.66。試合の度、オーダーを変えても攻略の糸口を見いだせていない。池山チーフコーチは「左打者を並べても駄目、右打者を並べても駄目。ミーティングを開いて対策を立てないといけない」と話す。
 チームの規定打席到達者で菊池と最も相性がいいのはペゲーロで、12打数4安打、打率3割3分3厘。これまでの対戦で打ったコースは表(上)の通り。「打席では常に甘い球を確実に仕留められるよう準備している」というモットー通り、ストライクゾーンの球を高確率で安打にしている。
 放った4安打中、3本が中堅から左翼への当たり。池山コーチは「右よりも左の方が(相性が)良い。左打者への逃げていく球を中堅から逆方向へ運べるか、その辺が(攻略の)キーになる」と見ている。
 一方、昨季菊池に対して打率3割だった銀次は今季1割台と苦しむ。打ったコースは表(下)の通りで、3安打はいずれも真ん中の直球。銀次は「昨季に比べて球速も上がり、制球も良くなった。抑えてやろうという気持ちをすごく感じる」と心技両面の進化を実感している。
 対戦に影響しそうなのが、菊池の「2段モーション」問題だ。17日の東北楽天戦、24日のソフトバンク戦と2試合連続で反則投球の判定を受け、投球フォームの修正に取り組んでいる。池山コーチは「セットポジションやクイックモーションで投げてくることも予想される」と警戒しつつ、修正後のフォームへの対応にも心を砕く。
 西武3連戦の直後には敵地での首位ソフトバンクとの3連戦が控える。「この6連戦が一つのヤマ場」と池山コーチ。2位死守、そして再浮上に向けて、重要な局面を迎えている。(浦響子)


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2017年08月29日火曜日


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