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<横手アパート火災>使い残し灯油、火勢に影響か

 横手市南町のアパート「かねや南町ハイツ」が全焼し、5人が死亡した火災は29日で発生から1週間を迎えた。木造アパート1、2階の廊下には、入居者が暖房用に使ったとみられる灯油入りのポリタンクが複数、置かれたままだったことが判明。秋田県警は灯油への引火が火勢を強め、入居者が逃げ遅れた原因の一つになった可能性もあるとみて調べている。
 火災は22日午前0時50分ごろに起き、約470平方メートルが全焼。隣接する空き家などに延焼し、約5時間後に鎮火した。現場近くに住む男性(56)は「出火直後、アパートから1分おきに爆発音がした」と証言。爆発音は灯油に引火した際、連続的に発生したらしい。
 秋田地方気象台によると、出火直後の市内は最大で風速5メートル前後の風が吹いており、火の勢いが衰えなかった一因とみられている。
 避難した複数の入居者や近隣住民は、アパート2階の南側が出火直後に激しく燃えていたと話しており、県警はその周辺が火元だったとの見方を強めている。
 火災では、2階に住む山本昭太郎さん(78)、千田亮司さん(58)、佐藤忠実さん(62)、真田茂さん(61)が死亡。焼死したもう1人の身元は依然として不明で、横手署は連絡が取れない入居者の菅原真作さん(58)とみて身元の特定を進めている。


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2017年08月29日火曜日


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