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<インバウンド>指さしシートで外国人接客楽々 英中韓30の会話例紹介

シートの使い方を説明する日本政策金融公庫の担当者(左)=仙台市内の飲食店

 日本政策金融公庫は飲食店の訪日外国人旅行者(インバウンド)の接客対策として、従業員が注文を受ける際などに使う会話を英語や中国語で記載した指さしシートを作成した。「外国人の来店時に活用してほしい」と呼び掛け、全国の支店で無料配布している。

 シートはA3判の大きさで、防水加工済み。(1)来店(2)注文(3)会計−の三つのケースを想定し、「何名様ですか」「食べられない食材はありますか」「支払いは現金のみです」など約30の会話例を載せた。言語は英語と韓国語、中国語の簡体字と繁体字の4種類。
 牛肉や卵、小麦など、主な食材も絵と文字で掲載している。外国人客が宗教や文化の違いで特定の食材を食べられない場合、従業員に簡単に意思表示できるようにした。
 日本公庫仙台支店も仙台市中心部の飲食店などにシートを配布している。最近はインバウンドの来客が増え歓迎する一方、対応に困っていた店舗もあり評判は上々だ。
 青葉区で居酒屋を営む今野強(たかし)さん(60)は「どこの国の人か見た目では分からないことが多い。シートは複数の言語が書かれ、使い勝手がいい。会話のきっかけにもなる」と歓迎する。
 仙台支店の担当者は「言葉に自信がなくても、シートを指さしするだけなので簡単だ。活用して、インバウンドをたくさん迎え入れてほしい」とアピールする。連絡先は仙台支店022(222)5377。


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2017年08月30日水曜日


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