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<閖上津波訴訟>佐々木前名取市長ら証人尋問実施へ 仙台地裁で10月

 東日本大震災の津波で家族4人が宮城県名取市閖上地区で死亡・行方不明になったのは市の防災無線の故障が原因だとして、仙台市の夫婦ら遺族4人が名取市に約6700万円の損害賠償を求めた訴訟で、佐々木一十郎(いそお)前市長ら計9人の証人尋問が採用される見通しとなったことが29日、分かった。9月11日の口頭弁論で正式に決定する。
 仙台地裁は既に、尋問日程を10月16、27日と指定している。佐々木氏の尋問を請求した遺族側は、防災無線の管理状況や震災当日の市災害対策本部の対応を尋ねる方針。他に閖上地区の元住民や、市側が請求した当時の市幹部らも採用される見込み。
 訴えによると、2011年3月11日、閖上地区にあった妻の実家にいた長男=当時8カ月=と父=同(64)=、母=同(61)=、祖母=同(92)=が被災。父と祖母は閖上小付近で遺体で見つかり、長男と母が行方不明になった。


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2017年08月30日水曜日


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