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<空手U−21アジア大会>宮城出身の本田準V「五輪目指したい」

得意の突きのスピードに磨きをかける本田選手

 7月にカザフスタンで開催された空手の第16回アジアジュニア&カデット・アンダー21大会の男子組手55キロ級で、宮城県大崎市出身で拓殖大2年の本田拓斗選手(20)=仙台城南高出=が、準優勝を果たした。国内の代表選考を勝ち抜き、初の国際大会での栄冠。本年度から全日本強化選手に選ばれ、2020年の東京五輪を目指す。
 身長166センチと小柄な本田選手の持ち味は、素早い反応からの上段突き。決勝でヨルダンの選手に敗れたものの、「自分なりの戦い方ができた」と言う。
 空手を始めたのは幼稚園の時。3歳上の兄の影響だった。「勘の良さ、瞬発力が際立っていた」と、地元で指導してきた古空会(大崎市)の代表、須江宏信さん(61)は振り返る。
 中学までの基礎の上に、高校からは「自ら考える」ことを課した。1日約6時間の練習で意識するのは、相手の懐に入り込むスピードと当たり負けしない体。厳しい練習を経て、「試合で硬くならず、速さを出せるようになった」と感じる。突きの精度に加え、蹴り技にも磨きをかける。
 高校時代、個人戦績はインターハイ2回戦が最高だったが、才能が開花し、今この階級で国内トップクラスにいる。「目の前の試合一つ一つに向かい、オリンピックを目指したい」。3年後を見据え、目の奥に静かな闘志をたたえる。


2017年08月30日水曜日


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