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<台風10号豪雨1年>「楽ん楽ん」9人安らかに 跡地に献花台

手を合わせて入所者9人の冥福を祈る施設職員=30日午前10時30分ごろ、岩手県岩泉町

 昨年8月の台風10号豪雨から30日で1年となった。小本(おもと)川の氾濫と避難の遅れで入所者9人が洪水の犠牲になった岩手県岩泉町の高齢者グループホーム「楽(ら)ん楽(ら)ん」の跡地には、献花台が設けられた。
 午前10時半には、施設を運営していた医療法人社団「緑川会」(岩泉町)の職員約50人が献花台前に整列し、黙とうした。
 佐藤弘明常務理事は「9人の尊い命を失った責任は一生背負っていく」と沈痛な面持ちで語り、「二度とこのような悲劇が起こらないよう、職員と避難訓練を重ねていきたい」と誓った。
 台風10号豪雨により岩手県内では21人が死亡、2人が行方不明となった。死者・行方不明者21人と被害が集中した岩泉町は午後、町主催の追悼慰霊式を行う。
 県警と消防は午前10時から小本川で、行方不明者の手掛かりを求めて集中捜索を実施した。


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2017年08月30日水曜日


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