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<福島県>観光客 震災前の9割回復し5276万人「磐梯高原」「ハワイアンズ」人気

 福島県は、2016年の県内の観光客入り込み数が前年比4.9%増の約5276万人となったと発表した。東日本大震災と東京電力福島第1原発事故前の10年との比較では92.3%と初めて9割台を回復した。
 3地域別は、中通りが2301万人で最も多く、前年を11.5%上回った。会津は1907万人で1.0%の微増、浜通りは1067万人で0.9%の微減だった。
 観光地点別は「磐梯高原」(北塩原村)222万人、「スパリゾートハワイアンズ」(いわき市)185万人、「あづま総合運動公園」(福島市)176万人の順で多い。
 前年比は、道の駅「安達(下り線)」(二本松市)が93万人で約3倍を記録。観光物産施設の「セデッテかしま」(南相馬市)は117万人で31.8%増と伸びが目立った。
 県内の入り込み客は震災と原発事故があった11年が3521万人となり、前年の約6割まで落ち込んだ。その後は徐々に戻ったものの、10年の水準を回復できていない。
 県観光交流課の担当者は「県内各地を巡る周遊ツアーなどの企画に力を入れてきた成果が少しずつ表れている」と説明。さらなる入り込み増に向けて「(利用が伸びている)道の駅を情報発信拠点とし、積極的に県内観光をPRしたい」と話した。


2017年08月30日水曜日


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