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<北ミサイル>東北の知事「断固として抗議」

 北朝鮮の弾道ミサイルが北海道の上空を通過した29日、東北の自治体は早朝から情報収集など対応に追われた。被害は確認されなかったが、各知事は「断固として抗議する」と北朝鮮を批判し、政府には国民の安全確保に万全を期すように求めた。
 宮城県は午前7時半から、各部の担当者16人を集めた危機管理対策会議を庁内で開き、全市町村に被害がないことを確認した。村井嘉浩知事は取材に「国際社会からの自制の要請を無視する形であり、強い憤りを感じる」と述べた。
 青森、岩手、秋田、山形、福島各県でも緊急の会議が開催された。福島県の臨時部長会議で、内堀雅雄知事は「県民の安全安心の確保に全力で取り組んでほしい」と指示。三村申吾青森県知事は県民に冷静な対応を求めた。
 達増拓也岩手県知事は「強く抗議する」、吉村美栄子山形県知事は「断じて許されない」とそれぞれ非難。佐竹敬久秋田県知事は「政府は国際社会と向き合い、沈静化に全力を尽くしてほしい」と要望した。
 各県教委などによると、子どもの安全に配慮し六ケ所高(青森県六ケ所村)、本吉響高(気仙沼市)、相馬支援学校(相馬市)の3校が臨時休校した。秋田、山形両県を除いた4県では始業時間を繰り下げるなどの対応が相次いだ。
 休校した六ケ所高の丸谷浩基校長は「近くに自衛隊や原子力関連の施設があり、生徒の安全安心を考えて対応した」と話した。


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2017年08月30日水曜日


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