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<北ミサイル>Jアラート作動「どこに避難すれば」 東北各地で戸惑いの声

仙台市地下鉄仙台駅では北朝鮮の弾道ミサイル発射を知らせる緊急案内が表示された=29日午前8時30分ごろ

 「グアム周辺のはずでは」「どこに避難したら」。北朝鮮の弾道ミサイル発射を受けて、全国瞬時警報システム(Jアラート)が一斉に作動した東北各地では、突然の脅威に戸惑いの声が入り乱れた。
 酒田市の大学生本木祐太さん(20)は東北が警報の対象地域になったことに驚き、「正直言って、どう行動したらいいか分からない」と戸惑った。
 携帯電話の受信音で目覚めたという久慈市の会社員玉沢直人さん(35)は「慌ててテレビをつけた。出張の予定があり、心配になった」と話す。東北には飛んでこないとみていたため「上空を飛んでいると聞き、落ちてくるのではないかと怖くなった」と肩をすくめた。
 テレビで落下地点などの状況を見守ったという福島市の主婦大友静香さん(33)は「繰り返し発射しており、政府が抗議しても一向に収まらない。改めて対抗措置を」と強く訴えた。
 「戦争の始まりはこんな感じなのかもしれない」。秋田市の主婦竹村龍子さん(62)は「これまでは『また発射している』と楽観視してきたが、今回の件で北朝鮮の脅威が現実味を帯びてきた」と先行きが不透明な国際情勢に不安を募らせた。
 午前6時2分に出された警報は「頑丈な建物や地下への避難」を促す内容だった。青森市の会社員及川士郎さん(56)は「自宅周辺に避難できそうな場所はない。国民の安全を守る具体策を示してほしい」と要望。名取市の大学生橋浦優香さん(19)も「国は避難方法を明確にして」と早急な対策を求めた。


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2017年08月30日水曜日


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