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被災の浜に秋到来 養殖ノリの種付け作業本格化

ノリの種付け作業をする組合員ら

 宮城県石巻市渡波で、秋の訪れを告げる養殖ノリの種付け作業が本格化している。30日は県漁協石巻湾支所の組合員ら約60人が早朝から作業に励んだ。
 網を巻き付けた直径2.2メートルの水車を胞子の入ったタンクに浸し、回転させながら種付けをした。作業は9月10日ごろまで続き、約3万枚の網に胞子を付着させる。9月下旬に松島湾に移して育苗後、10月下旬に石巻湾に移し、11月上旬から摘み取る見通し。
 丹野一雄支所運営委員長(69)は「この風景を見るとノリ養殖シーズンの訪れを実感する。おいしいノリを育てたい」と話した。
 同支所は東日本大震災の津波で網やいかだなどの養殖資材が被害を受け、2011年は生産規模を従来の半分に縮小。13年に震災前とほぼ同程度まで復旧し、16年の生産量は震災前の約9割の6300万枚ほどに回復した。


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2017年08月31日木曜日


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