青森のニュース

<再処理工場>雨水また流入

 日本原燃は、使用済み核燃料再処理工場(青森県六ケ所村)の非常用電源建屋に雨水約0.8トンが流入していたと原子力規制委員会に報告した。雨水流入は昨年8月にも工場施設内で発生し、規制委は「このままでは同じことをまた繰り返すのではないか」と厳しく指摘した。
 原燃などによると、建屋地下の部屋で今月13日、壁を貫通している燃料用の配管伝いに雨水が流入しているのを、巡回中の係員が見つけた。2カ所の貫通部には隙間を埋めるコーキングを2003年に施していたが、部材が経年劣化し流入を防げなかったという。
 貫通部は、北陸電力志賀原発(石川県)の原子炉建屋への雨水流入を受け、規制委が昨年11月指示した調査の対象になった。原燃はしかし、目視による確認をせずに「止水措置済み」と報告していた。
 規制委は「(原燃のこれまでの)報告、説明内容が適切に実施されてきたかどうかが問題」と懸念を示した。原燃は「今回の雨水流入は安全上重要な施設に影響はない」と説明した。


2017年08月31日木曜日


先頭に戻る