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<男鹿水族館>駅から無料バスで楽々 来月3日まで試験運行

多くの人でにぎわう男鹿水族館の大水槽。2次アクセス改善に向けた取り組みが始まる=2015年12月

 秋田県男鹿市の男鹿水族館GAOは31日〜9月3日、JR男鹿線の男鹿駅と同館を結ぶ無料送迎バスを試験運行する。男鹿半島有数の観光スポットでありながら、駅からの交通手段「2次アクセス」が不便なため、来館者は自家用車やレンタカーを利用している。JRとバスを組み合わせることで公共交通機関を利用したアクセスを改善し、来館者増につなげたい考えだ。
 送迎バスは各日とも男鹿駅発3便、水族館発4便を運行。途中の停留所には止まらない。所要時間は海沿いを走る男鹿駅発が約45分、別ルートの水族館発は約30分を見込む。
 同館は年間の来館者が約20万人。本川博人館長によると、ほとんどの来館者が車を利用し、繁忙期には計約800台を収容する2カ所の駐車場がほぼ埋まることもある。
 車以外では、隣駅のJR羽立駅から一部予約制の路線バスを乗り継いで行く。だが、片道約1時間かかる上、本数が少ない。男鹿駅からは市などで構成する協議会が運行する乗り合いタクシーも利用できるが、前日までの予約制だ。
 本川館長は試験運行の狙いを「観光客はもちろん、子どもや学生が少しでも利用しやすいように考えた」と説明。「バスで水族館に人を連れて来られれば、(温泉や他の観光地と同館を結ぶ)既存の交通手段にも波及効果があるはずだ」と話す。今回の結果を見て、試験運行の継続の有無を検討するほか、将来的に秋田市、能代市など他地域からの運行も見据える。
 送迎バスは男鹿駅発が午前9時55分、11時半、午後1時20分。水族館発が午前10時40分、午後0時40分、2時20分、3時50分。各便の定員は約20人で、当日の先着順となる。連絡先は同館0185(32)2221。


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2017年08月31日木曜日


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