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<十字屋山形店>商店街の「顔」閉店へ 市街地空洞化の懸念

来年1月末で閉店することが決まった十字屋山形店

 山形市の十字屋山形店が来年1月末限りでの閉店を発表した30日、地元の商店街関係者や利用客からは驚きとともに惜しむ声が相次いだ。
 十字屋が加盟する山形駅前大通り商店街振興組合の阿部真栄理事長は「商店街の集客への影響は計り知れず、今の段階では頭の中が真っ白。商店街の『顔』として頑張ってもらったことへの感謝と同時に、残念な気持ちでいっぱいだ」と話した。
 近くで古物店を営む木村賢一さん(50)は「主な顧客の年代が一緒なので影響が出そう」と心配する。近隣商店街の男性店主は「郊外のショッピングモールや仙台へ買い物へ行く人も多い中、核となるデパートが無くなるのは厳しい」と中心部の空洞化を懸念した。
 月3〜4回来店したという市内の主婦(80)は「食料品や洋服を買った。山形駅から近く、バスで買い物に来るのにとても便利だったのに」と語った。
 山形商工会議所の清野伸昭会頭は「行政や地元商店街と協議しながら、影響が最小限となるよう対応したい」とコメント。山形市の佐藤孝弘市長は「十字屋は中心市街地のにぎわいを創出してきた。事業撤退は誠に残念」との談話を出した。


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2017年08月31日木曜日


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