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<楽天>難敵菊池またも壁に 攻略糸口見いだせず

2回西武2死満塁、森に走者一掃の右翼線二塁打を許し、打球の行方を追う東北楽天先発の安楽。左は生還する一走源田(庄子徳通撮影)

 誰もが予想できなかった事態だろう。東北楽天が最後に首位だった8月14日の後、15試合で1勝13敗1分け。首位ソフトバンクと10.5ゲーム差になり、西武にも抜かれて3位に転落した。梨田監督は「これだけ勝てないと、しょうがない」と淡々と語った。
 チームの現状を象徴する黒星だった。今季5戦5敗の難敵菊池から、一回に先頭のオコエがソロを放って先制。だが、二回に先発安楽が4失点と、投打の歯車がかみ合わなかった。
 安楽はこの回、先頭への四球をきっかけに1死一、三塁とされ、炭谷の右犠飛で同点。さらに2死満塁から森の3点二塁打で逆転された。「先頭に四球は絶対出してはいけなかった」。菊池相手の大量失点は致命傷と分かっていた。「犠飛の後で切り替えていれば、こういう展開になっていない」と自分を責めた。
 打線も二回以降、散発4安打。「何かを変えていかないと」(礒部打撃コーチ)と打順を大幅に組み替え、セーフティーバントやバスターでの揺さぶりを試みた。五回1死二、三塁ではアマダーを代打起用して勝負に出たが、三ゴロで1点を返すのがやっと。前回2段モーションの指摘を受けてフォームを急造で修正した左腕に、攻略の糸口さえ見いだせなかった。
 次はソフトバンク3連戦。まずは早く連敗を止めたい。「このまま、ずるずるいくわけにはいかない」と梨田監督は福岡での巻き返しを誓った。(浦響子)


2017年09月01日金曜日


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