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サンマ水揚げ間近 女川で先進製氷設備整う

完成した製氷工場(手前)と東自動製氷施設

 宮城県女川町の女川魚市場買受人協同組合が魚市場に建設していた東自動製氷施設と製氷工場が完成し、1日に現地で竣工(しゅんこう)式があった。2012年完成の西自動製氷施設と合わせ、水産業の核となるサンマ水揚げを前に受け入れ態勢が整った。
 東自動製氷施設は鉄骨一部コンクリート4階、延べ床面積1100平方メートルで、砕氷を1日40トン製氷する。製氷工場は鉄骨平屋で延べ床面積480平方メートル、角氷を1日10トン作る。総事業費は計約16億円で、国や町の補助を活用した。
 施設は東日本大震災で被災し、応急処置をして使用してきたが、老朽化のため新施設を整備した。先進的な技術を取り入れ、魚の酸化を防ぐ低酸素氷などが製造できる。
 式典には関係者ら約50人が出席。高橋孝信理事長は「ようやくここまで来た。水産業を動かす歯車として稼働し続けることが(支援への)恩返しになる」と述べた。


2017年09月02日土曜日


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