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<リボーンアート>休校の小学校に作品展示 鑑賞ツアーや体験教室も

漁師の写真を布にプリントした作品に見入る来場者

 牡鹿半島を中心に開催中のアートと音楽、食の総合祭「リボーンアート・フェスティバル(RAF)2017」で、地元石巻のアーティストらが休校中の石巻市荻浜小を活用し、多彩な作品を展示している。3日には「荻小DAY」と称し、作家らと作品を鑑賞するツアーや陶芸などのワークショップが開かれる。
 20組のアーティストや団体が参加。流木を使って鹿を造形した作品、東日本大震災で被災した人々のポートレート写真、海をイメージさせるこけし、チェーンソーアートなどを校舎や中庭に並べた。同校や地域の歴史を振り返る資料なども展示している。
 震災を機に石巻に移住したカメラマン平井慶祐さん(38)は、牡鹿半島の漁師を活写した作品を校舎屋上に出品した。「多くの地元の方々に、この地で活動する作家の作品を見てもらう機会になった」と喜ぶ。
 3日のツアーは無料。正午と午後2時からの2回、約1時間で作家らと作品を巡って語り合う。
 ワークショップは石巻市のこけし作家林貴俊さんとのこけし作り、同市のNPO法人にじいろクレヨンによる陶芸教室などがある。一部は有料。
 牡鹿を舞台にした映画の上映会や、同校近くで音楽プロデューサー小林武史さん(新庄市出身)の演奏を聴きながらのバーベキューもある。RAF実行委員会は「多彩な催しを荻浜小で楽しんでほしい」と話す。
 荻浜小は震災で児童が減少し、14年度から休校となっている。


2017年09月02日土曜日


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