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<汚染廃>加美、色麻ですき込み実証実験 月内にも

 東京電力福島第1原発事故に伴う放射性物質で汚染された国の基準(1キログラム当たり8000ベクレル)以下の廃棄物処理について、加美、色麻両町は1日、汚染牧草を町有地へすき込み、減容化する実証実験を行うことを明らかにした。関連予算を9月議会に提案し、早ければ月内にも着手する方針。
 加美町は中新田、小野田、宮崎の3地区の各10アールで、色麻町は平沢放牧場の10アールでそれぞれ試験する。400ベクレル以下の汚染牧草を10アール当たり2トンすき込む。すき込んだ土壌で牧草を育て、来年夏に刈り取って放射性セシウムの移行を調べる。
 色麻町は同日、保管農家を対象とした説明会を開いた。参加者からは「県などの過去の実験結果で安全性は確認されている。また1年も待たされるのか」などの意見が出された。加美町は6〜8日、住民説明会を開催する予定。
 実験対象となる400ベクレル以下の牧草は、加美町が約1150トン、色麻町は656トンを抱える。


2017年09月02日土曜日


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