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<楽天>4番アマダー痛い序盤の退場 代わりの枡田は好機生かせず

2回、ソフトバンク先発東浜の投球に怒り、チームメートに制止される東北楽天のアマダー(左から2人目)。この後、退場処分となった

 「負けるときはこんなもの」。東北楽天の池山チーフコーチはため息交じりに、得点の仕方を忘れてしまったかのような打線を嘆く。好投の岸を見殺しにし、連敗は8と今季ワーストを更新した。
 悪い兆しが二回にあった。先頭の4番アマダーが東浜から3球目、5球目と二度にわたって内角高めをえぐる直球を投げられ、激高。マウンドの東浜へ突進して両軍入り乱れる乱闘寸前の事態となり、退場処分を受けて枡田が代わりに入った。
 二〜七回に毎回安打で出塁したが、肝心の適時打が出ない。2点を追う九回はサファテに対して四球と中前打で無死一、二塁と攻めたものの、枡田が空振り三振に倒れるなど三者凡退し、無得点に終わった。
 「何とかつなごうと思ったけれど、僕の力不足。急な出場? 何が起こるかわからないから、しょうがない」と枡田。九回時点でベンチに残っていれば、犠打で走者を進めた一打同点の場面で代打起用もあった。
 それだけに、序盤のアマダーの退場が痛い。池山チーフコーチは「怒るのも分からなくはないが、相手に向かうより、ボールに向かっていってほしい」と苦言を呈した。
 8月半ばまで首位を争ったソフトバンクに優勝マジックが点灯したのと対照的に、連敗脱出の光明すら見いだせない。「たった2週間のうちに、こういう感じになってしまった」。柔和な梨田監督の口調にも疲れの色がにじむ。(浦響子)


2017年09月02日土曜日


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