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<防災の日>ミサイル想定 屋内退避

車力中に避難し、校舎内で身をかがめる周辺住民ら

 青森県とつがる市は1日、他国から発射された弾道ミサイルが、日本の領土や領海に落下することを想定した避難訓練を同市車力地区で行った。小中学生や地域住民ら約340人が参加し、有事の際の手順を確認した。
 訓練は午前9時すぎ、ミサイル発射を告げる防災行政無線の放送を合図に開始。授業中の児童や生徒は各校の体育館やトイレなどに、周辺住民らは指定された車力中に素早く移動した。ミサイル破壊を伝える放送が流れるまで、それぞれの避難場所で体を丸め両手で頭を守る体勢をとった。
 屋外から体育館に避難した車力中3年の松橋奈那さん(15)は「(北朝鮮がミサイルを発射した)8月29日のときと緊迫感は変わらなかった。今日の訓練を次に生かしたい」と話した。
 県防災危機管理課の坂本敏昭課長は「爆風や破片から身を守るのが先決。窓から離れ、近くの屋内に退避してほしい」と強調した。
 同地区には弾道ミサイル追尾用の米軍のXバンドレーダーが設置されており、住民の不安の声を受けて訓練が行われた。


2017年09月02日土曜日


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