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<防災の日>宿場町を守る 訓練で一斉放水

大内宿の風物詩になっている放水銃の一斉放水

 「防災の日」の1日、江戸時代の宿場町の面影を残し、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定を受けている福島県下郷町の大内宿で防災訓練があった。
 訓練は毎年、全49世帯が加入する大内宿防災会が歴史的文化遺産を自分たちの手で守ろうと実施。午前10時のサイレンを合図に各家の前に設置された放水銃の一斉放水が始まり、かやぶき屋根が連なる通りに「水の架け橋」ができた。
 屋根より高く水が噴き出す様子に、観光客やアマチュア写真家は「すごい」と歓声を上げた。埼玉県川口市の野村美智子さん(65)は「青空と放水のコントラストが素晴らしかった」と喜んだ。
 防災会の田沼文彦会長(64)は「火を出さないことが大事。訓練を通じ、住民の防災意識が高まることを期待したい」と話した。


2017年09月02日土曜日


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